交通誘導のボランティア男性、居眠り運転車にはねられ死亡

自動車 社会 社会

25日午前7時30分ごろ、山形県酒田市内の県道を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の歩道に乗り上げ、交通誘導のボランティアしていた77歳の男性に衝突する事故が起きた。男性は死亡。警察は運転していた62歳の男を逮捕している。

山県県警・酒田署によると、現場は酒田市東泉町付近で片側1車線の直線区間。交差点に横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。乗用車は斜行するように対向車線側へ逸脱。勢いを保ったまま道路右側の歩道へ乗り上げ、交通誘導のボランティアをしていた77歳の男性をはねた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた宮城県塩竈市内に在住する62歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

死亡した男性は小学校の登校時間帯に交通誘導しており、現場に到着した直後に事故に遭ったものとみられる。聴取に対して男は「居眠りをしてしまった」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る