インド鉄道、高速鉄道に携わる新会社設立を検討

エマージング・マーケット インド・南アジア
インドの鉄道(参考画像)
インドの鉄道(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

インド鉄道がナレンドラ・モディ首相の重要視するインド最大級の都市を結ぶ高速鉄道について、その建設と営業のためにデリー・メトロ・レイルウェイ株式会社(DMRC)のような別会社の設立を検討している。エコノミックタイムスが報じた。

鉄道相のスレーシュ・プラブ大臣は先日、チェンナイ、デリー、ムンバイ、アハメダーバード、コルカタを結ぶ高速鉄道の進捗状況について責任者らと報告会議を行った。

ムンバイ-アハメダーバード間を結ぶ高速鉄道の開発には7000億ルピーが投じられる。

プラブ大臣はこうした高度な技術を要する開発計画に対しインド鉄道は専門知識を持たないと述べた。

DMRCのような別会社の設立は以前から検討されており、高速鉄道株式会社(HSRC)がRVNLの子会社として立ち上げられたものの、現在では同社も高速鉄道建設に必須の専門知識を持ち合わせていないと考えられている。

プラブ大臣は政府が一年の区切りとする5月26日までに詳細を決定したい意向だったが、JICAによる実行可能調査の報告が7月に提出されてから資金等の計画を詰めていくべきだと考えているようだ。

編集部

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  6. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  7. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  8. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  9. スバルの第1四半期決算は増収減益、通期予想も公表 
  10. 大胆なブラックバンパーに大反響!ダイハツ『ロッキー』のコンセプトカーを10台限定で市販化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る