追い抜かれて立腹し故意に衝突…運転者を逮捕

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5月上旬、茨城県ひたちなか市内で、追い抜きを巡る交通トラブルからバイクへ故意に衝突する事故を起こし、相手を殺傷しようとしたとして、茨城県警は1日、東海村内に在住する46歳の男を殺人未遂容疑で逮捕した。

茨城県警・捜査1課によると、殺人未遂容疑で逮捕された46歳の男は2015年5月6日の午後7時45分ごろ、ひたちなか市東大島付近の市道で軽乗用車を運転中、原付バイクに追い抜かれたことに立腹。このバイクを追い抜き返し、前方の交差点でUターンしてクルマをバイクに突っ込ませた疑いがもたれている。

バイクを運転していた男性は衝突直前に飛び降りたが、左手首を捻挫するなどの軽傷。クルマはバイクを約70m引きずり、そのまま逃走していた。

被害者の男性がクルマのナンバーを記憶していたことから、男の存在が浮上。任意で事情を聞いた際に「ぶつけたことは間違いない」と供述したため、未必の殺意が生じていたと判断。殺人未遂容疑で逮捕している。

逮捕後の聴取で男は「殺すつもりはなかった」などと供述し、容疑を否認しているという。警察では事件に至った経緯をさらに詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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