踏切内で立ち往生したクルマに列車衝突、人的被害なし

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5日午前7時ごろ、宮崎県都城市内にあるJR日豊本線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽乗用車と、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマは中破したが、運転していた76歳の女性は衝突寸前に車外へ脱出していてケガはなかった。

宮崎県警・都城署によると、現場は都城市蓑原町付近で、踏切には警報機や遮断機が設置されている。軽乗用車は踏切を進行中に縁石へ乗り上げて脱輪。そのまま立ち往生した。

踏切に非常停止ボタンは設置されておらず、運転していた76歳の女性は車外に出て、傘を振ることで列車の運転士に立ち往生していることを知らせようとしたが、直後に通過した普通列車(鹿児島中央発/宮崎神宮前行き、2両編成)からの発見が遅れ、列車はそのままクルマへ衝突している。

この事故でクルマは軌道外に押し出されて中破したが、運転していた女性と、列車の乗客乗員約30人にケガはなかった。警察では女性から過失往来危険容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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