デンソーウェーブ、パスポートOCRリーダを開発…免税書類作成を簡素化

自動車 ビジネス 企業動向
パスポートOCRリーダ「QK30-OP-U」
パスポートOCRリーダ「QK30-OP-U」 全 1 枚 拡大写真

デンソーウェーブは、パスポート記載の文字情報を読み取ることで、免税店が免税品を販売する際、発行が義務付けられている書類の作成工程を大幅に削減する、パスポートOCRリーダ「QK30-OP-U」を6月15日から発売する。

急激に日本を訪れる外国人旅行者が増加していることに加え、2014年10月から、食品類、飲料類、薬品類、化粧品類などの消耗品が免税対象となったことや、複数店舗が入居する商業施設で、一括対応カウンターが増加していることを背景に、免税店向けソリューション市場が拡大している。

訪日外国人旅行者が増えることで、免税品を扱う店舗は売上増加が見込める一方、販売する際に発行が義務付けられている「購入記録票」と「購入者誓約書」の作成に時間がかかり、書類作成ミスが発生するという問題がある。

「QK30-OP-U」は、免税書類の作成に必要な「購入者氏名」、「国籍」、「生年月日」、「旅券番号」等の文字情報を購入者のパスポートから読み取り、転記を自動化することで、書類の作成工程を大幅に削減できる。

外国人宿泊者の「国籍」「旅券番号」を記録が義務付けられている旅館やホテルのフロント業務にも活用できるなど、様々な業務の効率化が可能としている。

また、「QK30-OP-U」はパスポートに記載された文字のほか、紙やスマートフォンに表示されたバーコード、QRコードをはじめとする二次元コードの読み取りが可能。免税店が外国人旅行者向けのWebサイトやガイドブックにバーコード、QRコードを用いた割引クーポンを掲載するといった取り組みにも活用できる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る