インド鉄道省の代表調査団は今週、貨物経路や高速鉄道の新設プロジェクト調査のため中国と日本を訪れる。鉄道省の責任者ミタル氏率いる4人の代表調査団は6月12日に出発するとエコノミックタイムズは伝えている。
中国では鉄道管理を担当する政府機関の責任者と面会し、中国鉄路(国鉄)の運営状況や速度、貨物列車の運行について話しを聞く。
また上海や北京の近代的な駅や、コルカタメトロに最先端のメトロ車両を提供している中国鉄路の工場を訪問する予定だ。
日本では、国土交通省とその他の関係省庁の幹部と面会。インド西部で開発している貨物経路プロジェクトの進捗状況や、ムンバイとアハメダバード間での高速鉄道経路新設の実行可能性を検討する。
西部の貨物経路プロジェクトの大部分は、日本から資金提供を受けている。
この2か国訪問で初めて、中央政府が最も重要としている高速鉄道開発の技術的詳細を調査することになると公式声明文で語っている。