米国の自動車最大手、フォードモーターが2014年、北米市場に投入した新型フォード『マスタング』。同車が北米で、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは5月末、フォードモーターが明らかにしたもの。北米市場において、2015年モデルとして発売された新型マスタングの一部車種のリコールを発表している。
今回のリコールは、アンダーフロアの過熱が原因。フォードモーターによると、新型マスタングのアンダーフロアが過熱する不具合があり、燃料漏れやサイドブレーキの性能低下につながる恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、新型マスタングの「2.3エコブースト」搭載車の一部。2014年2月から2015年2月にかけて、米国で生産され、北米で販売された1万9486台が該当する。
なお、フォードモーターは、「この不具合による事故や負傷者、火災の報告は受けていない」と説明している。