業務用天然ガス価格、7月1日より引き上げ 平均10.3%、家庭用は据え置き…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

ガス・マレーシアは9日、マレーシア半島部の業務用天然ガス価格を、7月1日付けで百万英熱単位(mmBtu)当たり平均19.77から21.80リンギ、率にして約10.3%に引き上げると発表した。ただし発電業者向けは据え置かれる。家庭用も据え置き。

年間使用量が600mmBtuまではmmBtu当たり70セン引き下げ20.30リンギとなるが、600-5,000mmBtuは20.40リンギ、5万mmBtuまでは20.60リンギ、75万mmBtuまでは21.50リンギ、75万mmBtu超は22.22リンギとそれぞれ引き上げられる。

ガス・マレーシアは3万6,000カ所の住宅及び商業店舗、740カ所の産業地に天然ガスを供給している。

連邦政府は2011年5月、天然ガス価格を半年ごとに見直す方針を発表。しかしその後は3年間据え置かれ、2014年5月と11月にそれぞれ見直しが行われていた。

伊藤 祐介

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