【ルマン24時間 2015】日産 GT‐R LM NISMO、後方からの追い上げで完走目指す…まもなく決勝

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
予選は後方に沈んでしまった日産勢、決勝での挽回なるか
予選は後方に沈んでしまった日産勢、決勝での挽回なるか 全 3 枚 拡大写真

日本時間の13日22時にスタートが切られる第83回ルマン24時間耐久レース。今年から『GT‐R LM NISMO』で参戦する日産勢にとっては厳しい予選となってしまった。

予選前のフリー走行から細かなトラブルが発生したが、2日目にしっかり挽回しH・ティンクネル/M・クルム/A・バンコム組の22号車が3分36秒995で12番手。O・プラ/J・マーデンボロ/M・チルトン組の23号車が13番手、松田次生/M・シュルジッツスキー/L・オルドネスの21号車が15番手だった。

しかしポールポジションの18号車ポルシェ(3分16秒887)の110%タイムに3台とも届いておらず、予選後にグリッド降格のペナルティが決定。決勝はLMP2クラスの後方にあたる30・31・32番手からスタートとなる。

現行のLMP1では非常に珍しいFF方式を採用した日産勢。スタート前からいきなり厳しい展開となり、総合優勝争いという部分ではライバルを追いかけるのが難しい状況だが、1999年以来となるワークス体制でのルマン挑戦は始まったばかり。もちろん今年のレースで結果が出れば万々歳ではあるが、伝統の24時間レースはそれほど簡単に勝利を手にできるものではない。まずは24時間きっちり走り切れるからが彼らの最初の目標となるだろう。

トラブルやアクシデントがつきもののルマン24時間レースを、きっちり戦い抜くことができるか。日産陣営の新たな挑戦がいよいよ始まる。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. ついに生産終了、スズキ『Vストローム650』がなぜ今も「傑作マシン」と語り継がれるのか
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る