【パイクスピーク 15】トヨタ 86、480hpターボ仕様が参戦

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サイオンFR-S(トヨタ86)のパイクスピーク国際ヒルクライム参戦車両
サイオンFR-S(トヨタ86)のパイクスピーク国際ヒルクライム参戦車両 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国若者向けブランド、サイオンは6月23日、『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)が、6月28日に決勝レースを迎える「第93回パイクスピーク国際ヒルクライム」に参戦すると発表した。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで、1916年から開催されており、世界で最も有名なヒルクライムレース。競技は全長20kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。

標高はスタート地点が2800mで、ゴール地点が4300m。標高差1500m、コーナー数156、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、パワーが約30%ダウンするという過酷なモータースポーツ。

サイオンはここ数年、パイクスピーク国際ヒルクライムに86で参戦中。今年は「タイムアタック」クラスに、ロバート・ウォーカー選手が操る86で、再び挑む。

86のパイクスピークへの参戦に際しては、GReddy Racingなどがプロジェクトに参画。ギャレット製の大容量ターボチャージャーをはじめ、冷却性能の向上、エンジンコンピュータの変更、軽量化、エアロパーツの追加などのチューニングを実施。燃料はE85に対応させた。最大出力は480hp、最大トルクは49.8kgmを引き出す。

《森脇稔》

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