マレーシアに日本のコメ18トン輸出…現地富裕層向けに

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

【マレーシア】舞台アグリイノベーション(仙台市)は8日、同社初のコメの海外輸出として、低温製法米18トンをマレーシアに輸出する。マレーシア伊勢丹などで同国の富裕層向けに販売する。

 輸出するのは「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ひとめぼれ」「つや姫」「こしひかり」の通常製米、無洗米。

 マレーシアは日本米の流通量が少なく、今後、需要拡大が期待できると判断した。

 舞台アグリイノベーションはアイリスホールディングスと舞台ファームの合弁会社。環太平洋経済連携協定(TPP)の実現と海外輸出の拡大を視野に、2013年に精米事業に参入した。全ての工程を15度以下で行う「低温製法」と、脱酸素剤入りの高気密パックにコメを充てんすることで、コメの酸化を防ぎ、業界で初めて1年間という長期の賞味期限を実現した。この製法とパッケージは、長期にわたる船便輸送でのコメの品質保持を可能にした。今後、海外の飲食店での業務米の展開、マレーシア以外の国への輸出を目指す。

マレーシアに日本米輸出 舞台アグリイノベーション

《newsclip》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  6. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  7. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  8. ジープの小型SUV『アベンジャー』、発売2年で20万台受注…電動車比率は66%に
  9. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  10. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る