世界最大級の家具チェーンIKEAが、ハイデラバードのHITEC近郊、IT Hubに13エーカーの土地を購入したことを発表したとエコノミックタイムズは伝えている。
国内初の土地購入となり、1050億ルピーを投資し今後10年を目途に25店舗オープンする事業計画に一歩前進が見えた。
同社はバンガロール、ムンバイそしてデリーNCRエリアを長期的に25店舗オープンするに相応しい場所として評価していたが、今回の土地購入はインド国内でビジネス展開していく上で大きな一歩となった。
IKEAインディアのCEO、Juvencio Maeztu氏は
「インドはIKEAにとって、原材料の調達、販売、社会貢献活動の取り組みなどの機会に富み、とても有望なマーケットである。IKEA店舗建設のため初めて土地を購入することができ、これからハイデラバードでの拠点づくりに尽力していく。」と語る。
同社は過去28年間インドで原材料を調達しており、2020年までにその量を倍にする計画もある。
インド国内では約4万5千人の従業員がIKEAのサプライヤー50社に雇用されている。