軽便鉄道で二度にわたりボヤ、乗客にケガはなし…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

軽便鉄道(LRT)のクラナジャヤ線で22日、電車のブレーキシステムの不具合が原因となった小規模火災が二度に渡って起きた。いずれも乗客にケガはなかった。ザ・スターが報じた。

最初のトラブルは午前8時20分、セティアワングサ駅で発生。すぐに火は消し止められたが、サービスが30分ほど停止した。

そのおよそ4時間後、ユニバーシティ駅の近くで同様の不具合が起き、53人の乗客が足止めとなった。消防車両が現場に急行し代替輸送を行う車両が到着したため、近くの駅に乗客を移動させ、ケガ人などは出なかった。

ラピッド・レールによると、ブレーキ部分に不具合があり火花が散ったことがボヤの発生の理由で、線路の温度が上昇しすぎていたことも影響したという。製品の不具合が原因だとして、ブレーキ装置の製造業者、独クノールと電車の製造業者ボンバルディアに調査を依頼した。設計上の問題で不具合が起きた可能性もあると見られている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  6. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  7. BYDの軽EV『ラッコ』をどう売っていくのか? 日本専用開発のねらいを東福寺社長に聞いた
  8. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  9. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  10. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る