【BMW 2シリーズ アクティブツアラー 試乗】xDrive、走りも内装も気分はスポーツセダン…島崎七生人

試乗記 輸入車
BMW 225i xDrive アクティブツアラー M Sport
BMW 225i xDrive アクティブツアラー M Sport 全 7 枚 拡大写真

思えば最初の『X5』には「BMWがSUV? 本当に!?」と驚いたもの。けれどBMWからMPVが登場しても平然と受け止められたのは、そういう時代だからか? 着々とバリエーション拡充も推進しており、一過性では終わらせないつもり、のようだ。

『2シリーズ アクティブツアラー』のローンチから少しの時間差で投入されたxDrive(4WD)は、FFをベースに、フレキシブルなトルク配分やブレーキングを行なうというシステムを採用する。

エンジンはシリーズ最強の2リットルターボ(231ps/35.6kgm)を搭載、車重は1630kg(サンルーフ装着車)ながら、高回転までスムースに回り、アクセルレスポンスの敏捷さも好印象だった。

切り始めがほどよく穏やかなステアリングは、クルマの性格に合わせた設定か。乗り味は低速でやや突き上げを感じたが、走行距離を伸ばせばこなれてきそう。一般道でも巡航中はなめらかな乗り味となっている。

写真の「M Sport」の“マイクロ・ヘキサゴン・クロス/アルカンタラ・コンビネーション”内装は、クールでスポーティなもの。MPVだが、BMWのスポーツセダンに乗っているような気分を味わわせてくれる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 路面に「矢印」照らすウインカー国内初搭載、トヨタ『カローラクロス』が改良
  2. 「このサイズ感は良い」上陸間近のアルファロメオ『ジュニア』、日本に最適とSNS注目
  3. 「一目惚れしたかも」ジープ『コンパス』新型にSNS興奮、初のEVに「航続650kmって優秀では」
  4. オートサロンで注目の1台、スバル『S210』ついに抽選申込を開始 限定500台のみ
  5. 昔ほど“馬力アップ”しない? それでも交換する価値がある理由~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  3. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  4. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
ランキングをもっと見る