スタンレー電気は7月27日、2015年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高1024億9200万円(前年同期比+21.9%)、営業利益は91億8000万円(+4.2%)、経常利益は100億3500万円(+7.1%)、四半期純利益は61億0200万円(+7.8%)だった。
主力の自動車機器事業は、米州において金型の収益認識の会計処理を統一したこと、および米州、アジアの自動車事業が堅調に推移したことにより増収増益となった。
通期業績見通しは、為替が円安に推移したことや米州において金型の収益認識の会計処理を統一したことにより、売上高を上方修正。前回予想を170億円上回る1970億円となる見込み。なお、損益については、為替による増収要因がある一方で、日本および中国における自動車機器事業の先行き不透明感、インドネシアにおける二輪車向け製品の減少などによる製品ミックスの悪化もあり、前回予想を据え置いた。