トヨタ、海外販売最高もVWに首位譲る…15年上期実積

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ カローラフィールダー 1.5G
トヨタ カローラフィールダー 1.5G 全 3 枚 拡大写真

2015年上期(1-6月)の世界販売は、独フォルクスワーゲン(VW)が2万台弱の差でトヨタ自動車を上回り、首位に立った。VWのトップは14年度での集計に続いてとなった。

トヨタが7月28日に発表した上期のグループ世界販売(ダイハツ工業と日野自動車含む)は、前年同期比2%減の502万2000台だった。VWの504万台にわずかに届かなかった。トヨタが上期の首位を譲るのは4年ぶり。

トヨタの販売伸び悩みは、国内市場の低迷とダイハツの海外販売の落ち込みが主因だ。グループの国内販売とダイハツの海外販売は、いずれも10%落ち込んだ。

一方でトヨタの海外販売は2%増の375万台と堅調で、上期としては4年連続で最高を更新した。北米(6%増)や中国(10%増)など主要地域全てで販売を伸ばしている。グループの海外販売も1%増の390万台と、昨年に続いて最高となった。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 電動モビリティ「ブレイズ」、名古屋本社で試乗体験会開催へ…新商品「スタイル e-バイク」も
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る