ホンダ岩村副社長、国内市場「消費税の影響から、なかなか抜け出せない」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ決算会見
ホンダ決算会見 全 5 枚 拡大写真

ホンダの岩村哲夫副社長は7月31日に都内にある本社で開いた決算会見で、国内販売について「消費税の影響をずっと引きずっており、そのトレンドからなかなか抜け出せない」との認識を示した。

岩村副社長は「登録車は残念ながら、新車種のとくに『グレイス』、『ジェイド』で新規客が十二分に獲り切れなかったということで、もう少し改善の余地がある。しかし、『ステップワゴン』は目標台数にオンライン。『シャトル』も非常に引きが強くて、相当期待できる。前年比でみると、相当これから頑張っていかなければだめだということはあるが、今後伸び悩んでいる機種にいろいろと施策を打ちながら、またステップワゴン、シャトルを中心に拡販に努めていきたい」と述べた。

新規客の動向に関しては「新規客のトラフィック(来店)はちょっと減っている。こういうダウントレンドの時は既納客を必死になってどのメーカーも守ろうとする。決して全然獲れていないわけではないが、望んだだけ獲れていない」と明かした。

また「届出車については、昨年のシェア争いの影響が残っており、『N-BOX』は貢献しているが、とくにハイトワゴンの『N-WGN』は少し苦戦しているのが現状。これについても何らかの施策を考えている。それを打ちながら今年度販売目標の77万台に向かって、できるだけの努力をしていきたい」とも話した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る