近く1ドル=4リンギ台突入との観測広がる マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
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通貨リンギの安値傾向に歯止めがかからない事態となっている。6日の対米ドル為替レートは1米ドル=3.9125リンギで、17年来の安値を更新した。近く1米ドル=4.00リンギ台に突入するとの観測が浮上している。

リンギ安は証券市場にも影響を及ぼしており、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)の主要指数FTSEは1,694.64ポイントとなり1.79%の下落となった。通貨リンギへの外国人投資家の関心も薄れつつあり、石油価格の下落やユーロの弱体化、政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の資金などを巡る問題が更にリンギに圧力を与えている。

あるトレーダーは、近く1米ドル=4.00リンギとなると予想。政治的な不安定性が外国人投資家の心理に影響を与えており資金流出が見られていると指摘した。2008年の通貨危機の際にも外国人投資家が株式を手放す傾向が見られたが同様の状況となっている。トレーダーは、中央銀行バンク・ネガラが通貨リンギの安定化のために介入すると予想。また、1米ドル=4.10-4.20リンギに達した場合はペッグ制(固定相場制)が導入されるとの考えを示した。

アナリストからは、リンギに影響を及ぼしているのは外的な要因がほとんどであることから中銀が介入により影響を緩和させるのは限度があるとする意見も出ている。コモディティ市場の安定かや米国の経済統計、金利引上げなどが今後のリンギの動きに反映されるとの見方も出ている。
(ザ・スター、ザ・サン、8月7日、ラクヤット・ポスト、8月6日)

千田真理子

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