マラッカ海峡で燃料タンカー強盗、積荷が盗まれる

エマージング・マーケット 東南アジア

インドネシアからランカウイに向けて航行していたタンカーがマラッカ沖で行方不明となっていたが、9日インドネシア領海にいるところが発見された。

同タンカーには、3500トンの船用燃料が積載されていたが、積荷がなくなっていたことから、海賊に盗まれたとみられている。推定被害額は280万リンギ。

行方不明となっていたタンカーはシンガポール籍の「MTジョアキム」号。インドネシアのタンジュン・ピナンからランカウイに向けて航行していたが、8日の午後1時50分、ポートディクソンの21.9マイル沖の地点で通信が途絶えていた。9日の午前8時45分頃、インドネシアのプラウ・ルパから東に14マイルの海上で発見された。タンカーにはインドネシア人9人、シンガポール人1人が乗り組んでいたが、船長を含む二人が乗り込んできた海賊に殴打され怪我を負った。海賊グループは少なくとも10人いると見られている。

マレーシア海事執行局(MMEA)は身代金が要求されなかったことから、乗っ取り事件ではなく強盗事件であるとの見解を示している。

6月にはレギュラーガソリン「RON95」を6000リットルを積載したマレーシア籍の石油タンカーが、海賊に乗っ取られる事件が起きている。

広瀬やよい

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