伊豆急行、100系電車の乗車ツアーを10月から実施

鉄道 企業動向

伊東(静岡県伊東市)~伊豆急下田(下田市)間45.7kmの伊豆急行線を運営する伊豆急行は10月から2016年1月まで、100系電車に乗車するツアー「レトロ電車ぶらり旅」を実施する。

100系は1961年の伊豆急行線開業時に導入された伊豆急行の電車。2002年に元JR東日本の113・115系電車を改造した200系電車に置き換えられる形で引退したが、2011年には車体の両端に運転台が付いているクモハ103が再整備されて復活した。現在はイベント列車などで使用されている。

今回のツアーはクモハ103に乗りながら伊豆急行線の沿線を巡るもので、実施日は10月17・25・30日、11月9・15日、12月6・13日、2016年1月17・23日。各日ともツアーは伊豆高原発の「下り編」と伊豆急下田発の「上り編」に分けて行われる。

「下り編」は伊豆高原駅を10時20分に発車。伊豆稲取駅に10時41分到着後、マイクロバスに乗り換えてみかん狩りへ。その後、伊豆稲取駅に戻って伊豆急下田駅に向かい、宝福寺を訪れて13時40分解散になる。

「上り編」は伊豆急下田駅を14時24分に発車。14時40分着の今井浜海岸駅で下車し、伊豆今井浜東急ホテルのスイーツカフェでスイーツを楽しむ。続いて伊豆熱川駅に向かい、ここでは稲取貨物線に入線するクモハ103に乗車するか、または熱川プリンスホテルを訪れて屋上露天風呂を楽しむ。解散は17時35分着の伊豆高原駅になる。

募集人数は30人で、旅行代金は「下り編」が大人4900円・子供3000円、「上り編」が大人4700円・子供2900円。申込みは伊豆急行のウェブサイトで受け付けている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  7. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  8. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る