8月19日に開幕した「インドネシア・インターナショナル・モーターショー(IIMS)」。日産とダットサンのブースには2台の特別仕様車が用意されていた。
日産ブースのメインとなっていたのは『エクストレイル リミテッドエディション』だ。2.5リットルのCVTモデルをベースに、フロントバンパーをはじめ、サイドアンダーカバー、リアアンダーカバー、スポーツ・エキゾースト・フィニッシャーなどが追加され、よりタフなイメージが強調されていた。価格は4億5710万ルピア(日本円で約457万円)。ベースモデルよりも約14万円の上乗せ。内容を考えれば、かなりのバーゲンプライスだろう。
日産ブースの隣にあるダットサンの目玉は、特別仕様車の『GO +(ゴープラス) パンチャT-Style』であった。インドネシアの国民車構想に合致するコンパクトカー『GO』を3列シートバージョンとしたのが『GO+』。そのスポーティグレードであるGO+ パンチャに、エアロを装備することで、さらにスポーティに仕上げた。価格は1億1500万ルピア(日本円で115万円相当)。GO+シリーズでは最も高額なモデルだが、その下のグレードから+4万円程度となる。
また、会場のブースにはGO パンチャのレーシングバージョンが展示されており、GOをスポーティテイストで販売したいという狙いが見てとれた。