上期の投資認可額、1135億リンギに増加…外国直接投資は減少 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

マレーシア投資開発庁(MIDA)は19日、今年上期の投資認可額が1135億リンギとなり、前年同期の1120億リンギから増加したことを明らかにした。

国内投資が921億リンギとなり、前年比で166億リンギの大幅増加となり、全体の81.1%を占めた。外国直接投資(FDI)は213億リンギにとどまり、前年同期の366億リンギから大幅減少となった。

10次マレーシア計画(10MP)のこれまでの累計投資認可額は8135億リンギとなり目標額の7400億リンギを超えた。

今年上期の投資をセクター別に見ると、サービスセクターへの投資が最も多く、合計617億リンギ、割合では54.4%となった。次いで製造業が495億リンギ(43.6%)、鉱業、農業セクターが23億リンギ(2%)となった。

外国からの投資は東アジア(日本、韓国、香港、中国、台湾)からの投資が74億リンギとなった。製造業向けFDIは、香港が31億リンギでトップ。日本が26億リンギで二番目に多かった。

MIDAは、今年通年ではFDIは昨年と同水準となると見込んでいる。通産省は外国投資を更に誘致するため、北米や欧州、アジア、中国への投資使節団の派遣を予定している。

2015年6月の時点で承認待ちの投資案件は299件となっており、投資額は製造業、サービスセクターだけで218億リンギとなっている。向こう数カ月でMIDAにより投資が認可される見通しだ。

ムスタパ・モハメド通産相は、州政府や関係機関と協力し合い、投資面での競争力の維持を心掛けると述べた。

千田真理子

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