マレーシア人の半数、緊急時に家族に金銭支援依頼=世銀

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
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世界銀行のレポートによると、マレーシア人の半数が緊急時に家族や友人に援助を求めることが明らかになった。

世界の金融アクセスに関する2014年度グローバル・フィンデックスによると、マレーシア人10人に7人は緊急時の資金を貯蓄しているが、10人に4人に緊急時に自分の貯蓄を活用せず他人に頼る傾向があることが分かった。

緊急時に1カ月に必要な資金の金額は国民総所得(GNI)の20分の533米ドル(2,189リンギ)となっている。東アジア及び太平洋地域の回答者の10人に6人は貯蓄に頼ると回答し10人に2人が緊急時に家族や雇用主、友人に頼ると答えた。
レポートによると、発展途上国の成人12億人は緊急時に自分の貯蓄を使うと答えたが、56%は金融機関に預金をしていないと答えた。

世界銀行は、マレーシアにおけるファイナンシャル・インクルージョン(貧困層への正規の金融取引提供への改善、解決策)は域内トップレベルと評価している。

2011年の調査では銀行へのアクセスがあると回答したのは回答者の66%にとどまったが2014年の調査では81%にまで増加したと明らかにした。

広瀬やよい

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