2013年から挑戦が始まった『アウトランダーPHEV』によるアジアクロスカントリーラリーへの挑戦。いったんの区切りとなる3年目となった2015年もアウトランダーPHEVは3年連続の完走、クラス優勝を果たした。
アジアクロスカントリーラリーは、タイをスタート地点として隣国へも足を伸ばす競技として知られているが、今年は隣国での政治情勢が悪いこともあり、タイ国内のみで開催された。奇しくもバンコクで爆弾事件が起きたのは、ラリーがゴールしてすぐのことだった。
アウトランダーPHEVでのアジアクロスカントリーラリーへの挑戦は、ツーアンドフォーモータースポーツの手により行われ、三菱自動車はマシンや技術の提供を行う形が取られた。今年はパワーユニット、シャシーともにパフォーマンスアップが行われたこともあり、想定外のトラブルも発生したが、それらを見事に克服してのクラス優勝であった。