住宅の値頃感、最も購入しやすいのはマラッカ…年収の3.0倍 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

カザナ・リサーチ・インスティチュートは24日、住宅事情・値頃感に関する報告書「メイキング・ハウス・アフォーダブル」を発表。

州別ではマラッカ州が最も購入しやすいことがわかった。一方でトレンガヌ州、クアラルンプール(KL)、ペナン州はもっとも住宅が購入しにくかった。

住宅購買力は世帯収入と不動産価格の比率により算出された。不動産価格が年収の5.1倍以上が「非常に入手困難」とランク付けされ、トップがトレンガヌ州で5.5倍となった。それにKLが5.4倍、ペナン州が5.2倍、サバ州が5.1倍で続いた。

また4.1倍以上となった、パハン州(4.9倍)、クランタン州(4.8倍)、ペラ州(4.3倍)、ペルリス州(4.3倍)、ジョホール州(4.2倍)が、「 かなり入手困難」とランク付けされた。
3.1倍以上の「やや入手困難」は、セランゴール州(4.0倍)、ネグリ・センビラン州(3.8倍)、サラワク州(3.6倍)、ケダ州(3.4倍)。唯一マラッカ州のみが3.0倍で、「入手可能」とされた。

マレーシア全国の平均の年間所得の平均値は、5万5020リンギ。住宅の市場価格の平均は24万2000リンギで、比率は4.4倍となり、マレーシアは「非常に入手不可能」となった。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  6. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  7. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  8. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  9. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  10. BYDの軽EV『ラッコ』をどう売っていくのか? 日本専用開発のねらいを東福寺社長に聞いた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る