経済成長維持に向け特別委員会を設立 馬ナジブ首相が発表

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像)
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

ナジブ・ラザク首相は25日、税金に関する会議に出席し、世界的に経済の不安定さが増していることを受けて国内経済の成長を確保するための特別経済委員会を設立すると発表した。詳細については近く発表される。

特別経済委員会の設立は、国民の生活の質が高くあり続け、如何なる状況においても繁栄を確実なものとすることを目的としている。ナジブ首相は、国内外の金融機関のチーフエコノミストやアナリストと協議を重ねており、現在の経済状況や今後の見通しについての情報を得ている。今後も協議を続ける方針だ。また、ナジブ首相は中央銀行バンク・ネガラのゼティ・アクタル総裁や証券委員会(SC)会長からも経済の状況について説明を受けており、常に最新の情報を得ていると述べた。

マレーシアの今年第2四半期の国内総生産(GDP)成長率は4.9%で、貿易黒字、経常収支の黒字も続いている。労働市場の状況も健全で、失業率は5月の時点で3.1%と低い水準。金融システムも回復力があり、インフレ率も低くなっている。
(ザ・スター、ザ・サン、マレーシアン・インサイダー、8月25日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  6. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  7. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  8. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  9. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
  10. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る