マレーシア-シンガポールの高速鉄道、詳細決定は2017年の見通し…2022年開通見込む

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マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

日本が受注を目指しているクアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速鉄道(HSR)整備プロジェクトについて、事業の詳細発表や施行業者が決定するのは2017年になる見通しだ。

公共陸運委員会(SPAD)のプロデュット・ダット最高開発責任者(CDO)が明らかにした。

工期5年が見込まれており、開通は2022年になる見通し。事業者選定は公開入札方式で行なう予定で、工費については入札の段階で概算で判明するという。ダット氏は、事業者選定に向けた準備をすでに始めていることを公表。ただ工事日程についてはシンガポール政府との折衝を経て決めることになるとした。

HSR整備プロジェクトは2013年にナジブ・ラザク首相とシンガポールのリー・シェンロン首相が発表したもので、総工費は400億リンギ。当初は2020年までに建設するとしていた。開通すれば両都市間を90分で結ぶとされる。

同事業については、東日本旅客鉄道(JR東日本)のほか、中国の高速鉄道などが事業獲得を目指している。

伊藤 祐介

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