川崎重工、省エネを実現するロードセンシング用油圧ポンプを発売

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ロードセンシング用油圧ポンプ「K3VLSシリーズ」
ロードセンシング用油圧ポンプ「K3VLSシリーズ」 全 1 枚 拡大写真

川崎重工業は、省エネルギーを実現するロードセンシング用油圧ポンプ「K3VLSシリーズ」を10月1日から発売すると発表した。

「K3VLSシリーズ」は、建設機械や農業機械などの産業車両分野で一般的な圧力仕様28MPaに特化し、高効率、コンパクト、高い制御特性を実現する斜板形アキシャルピストンポンプ。

同社が建設機械などの産業車両分野で培ってきた実績をベースに、航空機や鉄道車両などの開発で培った流体解析技術、油圧機器の開発を通じて確立した高精度な計測技術などを駆使して開発したロータリ部品を適用した。低・中圧域でも優れたポンプ効率を実現する。

また、押しのけ容積85立方cmの「K3VLS85」は従来機種と比べ、ポンプ質量を約15%削減し、出力密度比を約8%アップするなど、軽量・小型化を実現し、搭載性や燃費の改善に貢献する。

制御方式については、ロードセンシング制御や圧力一定制御を標準搭載し、オプションで電気流量制御や馬力制御にも対応する。

《レスポンス編集部》

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