【フランクフルトモーターショー15】メルセデス Sクラス カブリオレ、44年ぶりに復活

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メルセデスベンツ Sクラス カブリオレ(フランクフルトモーターショー15)
メルセデスベンツ Sクラス カブリオレ(フランクフルトモーターショー15) 全 17 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15において、新型『Sクラス カブリオレ』を初公開した。

新型Sクラス カブリオレは、現行Sクラスにとって、第6のモデル。Sクラスに、最後にカブリオレが設定されていたのは、1961-1971年に生産された「111」「112」シリーズ。「Sクラス」としてカブリオレが用意されるのは、実に44年ぶり。メルセデスの最上級オープンカーには、『SL』がある。SLは2シーターだが、Sクラス カブリオレは4シーターとなるのが違い。

新型Sクラス カブリオレは、Sクラスクーペをベースにオープンボディ化。オープン化に伴う補強を施しながら、アルミやマグネシウム素材を使用することで、ホワイトボディの重量はSクラスクーペと同等に抑えられた。

ルーフは、電動ソフトトップを採用。ルーフは全自動で、スマートに車体のリアに格納される。風の巻き込みを抑えるAIRCAPや、冬季に首周りに温風を吹きかけるAIRSCARF、ヒーター機能付きのアームレストなどが装備される。

基本グレードは、「S500カブリオレ」。4.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、2個のターボで過給され、最大出力455hp、最大トルク71.3kgmを引き出す。トランスミッションは、9速ATの9Gトロニックを組み合わせた。

フランクフルトモーターショー15のプレスカンファレンスに登壇したのは、ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長。「新型Sクラスカブリオレは、メルセデスベンツがフルスピードで前進していることを明確に示す商品」とコメントしている。

《森脇稔》

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