タクシー配車アプリ業者のOlaは来年、500億ルピーを投じ新たにタクシー車両のリース事業を立ち上げるとエコノミックタイムスが伝えた。
バンガロールを拠点とする同社はLeasePlan Indiaのラフール・マロリ前社長を副社長に迎え、完全子会社を立ち上げ車両リース事業を行う。
新会社の詳細は明らかにされていないが、計画としてはドライバーはデポジットとして最低3万5千ルピーを支払い、その後約1万5千ルピーの月額使用料で車両をリースし、3年後にはその車両を買い取ることも可能。
Olaは声明の中で、「この計画は何百何千というドライバー達に安定した収入をすぐに手に入れ事業主へと転換する機会を与えることになるだろう」としている。
またこの計画に対し50億ルピーから徐々に時期を見て投資額を増やし、来年中には500億ルピーを投じる予定であることを明らかにした。
バンガロール、チェンナイ、ハイデラバードその他3都市で試験的に1千台がこの制度を利用している。
車両の多くはマルチ・スズキのもので、Olaは2016年までに10万人以上の契約ドライバーを獲得するため同社との協議に入っていると伝えられている。