路肩の集団へ乗用車が突っ込み、5人死傷

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19日午前2時30分ごろ、愛知県豊田市内の県道(猿投グリーンロード)を走行していた乗用車が路外に逸脱。路肩に停車していた数台のバイクに突っ込む事故が起きた。この事故でバイクの近くにいた5人が死傷。警察はクルマの運転者を逮捕している。

愛知県警・豊田署によると、現場は豊田市西広瀬町小麦生付近で片側1車線の緩やかなカーブ。乗用車は走行中に道路左側の路外へ逸脱。路肩に数台のバイクを止めて話をしていた16-17歳の男性5人に突っ込んだ。

この事故でクルマの直撃を受けた16歳の男性が胸部強打でまもなく死亡。16歳の男性2人が頭部強打などで重体。17歳の男性が骨折などの重傷。16歳の男性が打撲などの軽傷を負った。警察はクルマを運転していた同市内に在住する32歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

現場は夜間は閉鎖されて入れなくなっている西広瀬パーキングエリア(PA)の近く。死傷した5人はPAが使えないため、路肩にバイクを止めていたとみられる。聴取に対して男は「タバコの吸殻を灰皿に入れようとして、脇見をしてしまった」などと供述しているようだ。警察では乗用車がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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