G7交通大臣会合、自動運転技術の国際標準化推進などで合意

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ボッシュの自動運転テスト車
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第1回G7交通大臣会合が、ドイツ・フランクフルトで開催され、自動運転技術の普及に向きえて国際標準化推進、データ保護・サイバーセキュリティーの確保などの課題に取り組むことで合意した。

会議には、ドイツのほか、カナダ、フランス、イタリア、日本、英国、米国、EUが参加した。

G7交通大臣は、自動車の自動運転が、運転者のミスに起因する交通事故防止、渋滞の解消・緩和による経済損失の低減、環境の改善、高齢者などが移動する自由度向上に貢献することから、今後の自動運転発展について支持を表明。国際的な協力により実現すべきものであるとの基本認識で一致した。

自動運転技術の普及のためには、国際標準化の推進や、データ保護・サイバーセキュリティーの確保なの面で課題があり、これらの課題に取り組むことの重要性について合意した。

また、日本が議長国として来年9月24日、25日に開催するG7長野県・軽井沢交通大臣会合では「自動車及び道路に関する最新技術の開発・普及」をテーマに、自動運転に関する議論を深めるとともに、ITSや燃料電池自動車の次世代自動車にまで範囲を広げて議論することになった。

《レスポンス編集部》

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