【ルノー ルーテシアRS トロフィー 発表】F1ドライバー・フェルスタッペン「とてもクールで楽しい」

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ルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏と、スクーデリアトロロッソのF1ドライバーマックスフェルスタッペン選手
ルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏と、スクーデリアトロロッソのF1ドライバーマックスフェルスタッペン選手 全 16 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンが新たに導入する『ルーテシアルノー・スポール(以下ルーテシアRS)トロフィー』は、他のルーテシアRSと同様エフィシェントデュアルクラッチを採用しているが、その変速スピードが早められているという。

「従来モデル同様、レースモード、スポーツモード、ノーマルモードという3つのモードを採用しているが、それぞれのモードについて改善されている」と話すのは、同社マーケティング部の近棟伸邦さん。

レースモードは従来150m/sから120m/sへ変速スピードを短縮。スポーツモードも同様に170m/sから150m/sへ短縮した。またスポーツモードでは、低速域の快適性を向上させるために、低速域かつアクセル開度が少ない時の変速スピードを遅くすることで、変速を滑らかにし、スムーズな走行を実現している。

変速スピードが早くなったのは、単にトランスミッションの改善だけではないと近棟さん。「ルノー・スポールでは、パドルやシフトレバーを操作してから、その信号がミッションに行くまで(操作からシフトチェンジが始まるまで)を“ソフト”と呼び、実際に機械が動くことを“ハード”と呼ぶが、その両面でスピードを上げているのだ」と説明した。

今回の発表会に出席したスクーデリアトロロッソのF1ドライバー、マックスフェルスタッペンは、このクルマをドライブした感想について、「とてもクールで、特にサーキットでも楽しめるクルマだ」とコメントした。氏は若干17歳。昨年はF3、一昨年はカートドライバーと、まだフォーミュラマシンの経験は1年しかない中で、飛び級でF1に上がってきた。にもかかわらず、今シーズン既に30ポイントを獲得している将来有望なドライバーである。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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