英国政府、VWの欧州での不正に声明…「受け入れがたい行為」

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VWグループが排出ガス規制を逃れるため違法なソフトウェアを搭載していた問題で、米国だけでなく欧州でも不正があったことがわかった
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループで発覚した大規模な排ガス試験での不正問題。この問題について、英国政府が声明を出している。

これは9月25日、英国運輸省のパトリック・マクロフリン大臣が明らかにしたもの。フォルクスワーゲングループが米国だけでなく、欧州でも不正があったと認めたことを受けて、声明を発表した。

同大臣は声明の中で、「英国政府はフォルクスワーゲンの受け入れがたい行為を、非常に重大と認識している」とコメント。

英国は、欧州ではドイツに次いで新車販売が多い。欧州市場でのフォルクスワーゲンのシェアは第1位であり、英国でも多くのフォルクスワーゲンのディーゼル車が販売されている。それだけに、英国でもこの問題の影響は大きい。

同大臣は、「フォルクスワーゲンの不正行為の調査を進める。このような問題が将来、再び起きないようにすることで、国民を守ることが責務だ」と述べている。

《森脇稔》

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