VWグループの違法ソフト、ドイツで280万台に搭載…世界の4分の1

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォルクスワーゲンのターボディーゼル「TDI」エンジン
フォルクスワーゲンのターボディーゼル「TDI」エンジン 全 4 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループが米国だけでなく、欧州でも排出ガス規制を不正に逃れるために、車両に違法なソフトウェアを搭載していた問題。ドイツ政府は、この問題について、最新の調査結果を公表した。

【画像全4枚】

これは9月25日、ドイツ政府のアレクサンダー・ドブリント連邦運輸相が議会で明らかにしたもの。「ドイツ国内で販売されたフォルクスワーゲングループ車のおよそ280万台に、違法なソフトウェアが搭載されていた」と公表している。

9月22日のフォルクスワーゲングループの発表では、違法なソフトウェアは、全世界のおよそ1100万台に搭載されている可能性があるとしていた。

今回のドブリント運輸相の発表によると、フォルクスワーゲングループの違法ソフトウェア搭載車の約4分の1が、ドイツで販売されていたことになる。

また9月18日の発表では、米国市場の約48万2000台に、違法ソフトウェアが搭載。ドイツはフォルクスワーゲングループの地元だけに、販売台数が桁違いに多く、米国のおよそ6倍に達する計算になる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  3. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る