マレーシア、均衡予算達成目標は先送りの可能性…ナジブ首相が示唆

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアのナジブ・ラザク首相(参考画像)
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ナジブ・ラザク首相は、2020年までに実現させるとしていた均衡予算について、投資家に対して達成が困難との見解を示し、目標達成先送りの可能性を示唆した。

コモディティ価格が下落していることで2020年までの均衡予算達成が難しいという。

財政赤字の対国内総生産(GDP)比率は現在3.2%となっているが、2019年には1%程度となると見込んでいるという。昨年以降の石油価格の下落を受けて経済の信頼回復が困難となっている。通貨リンギの対米ドル為替も20%以上下落しており、政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の不正経理問題やナジブ首相への巨額献金疑惑など政治的なスキャンダル、米国での利上げが近いとの観測も信用に影響を及ぼしている。

財政均衡化に向け、ナジブ首相は各種補助金制度の撤廃や物品・サービス税(GDP)導入などの対策を打ち出している。

千田真理子

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