グッドイヤー「合弁解消で得た権利を享受し、存在価値たかめる」…アジア地区社長

自動車 ビジネス 企業動向
日本グッドイヤー 記者発表会
日本グッドイヤー 記者発表会 全 4 枚 拡大写真

米グッドイヤーでアジアパシフィック地区の社長を務めるダン・スミッカ氏は10月2日、都内で会見し、住友ゴム工業とのグローバルな合弁事業が解消されたことを受け「合弁解消で得た権利を享受し、それぞれの市場で存在価値を高めていく」と述べた。

今回の合弁解消でグッドイヤーは、補修用および新車装着用グッドイヤーブランドタイヤの日本での独占販売権を取得。この結果、グッドイヤーブランドの製造と販売に関する権利をグローバルでくまなく保有することになった。

スミッカ社長は「過去16年にわたって続けてきた住友ゴム工業とのグローバルアライアンスが解消され、また新たな歴史を踏み出す。オペレーションの卓越性を生かして、顧客に最適なタイヤを最適なタイミングで最適な場所へ提供する。そのために正しい投資をして勝ち抜いていく」と強調。

また日本市場に関しては「日本は自動車保有台数で世界第3位の市場で、またタイヤ市場も同様」とした上で、「日本で63年間築いてきた実績、知見をもとに乗り込む準備ができている。日本に対する投資も積極的に行い、ブランド、サービス、品質力を高めていく」と語った。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  5. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  6. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  7. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  8. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  9. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
  10. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
ランキングをもっと見る