マレーシア、首都圏中心にヘイズ悪化、一時「危機」レベル…5日には全国的に改善

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

マレーシアでは、首都圏クランバレーを中心にヘイズ(煙害)が悪化、セランゴール州シャアラムで4日午前9時に大気汚染指数(API)が308となり、一時「危険」レベルとなった。5日には全国的に改善している。

シャアラム以外で4日に高いAPIを記録したのは、クアラルンプール(KL)のバトゥ・ムダで午前6時に289に達した。またプトラジャヤやセランゴール州クラン、ペタリンジャヤで200を超えて「極めて不健康」レベルとなった。ジョホールやケダ、マラッカ、ネグリ・センビラン、パハン、ペラ、ペナン、トレンガヌ8州でもAPIが100以上になり、「不健康」となった。一方でサバ、サラワク州のAPIは100以下だった。

5日午後1時時点で、最も高いAPIとなっているのは、ケダ州ランカウイで、153となっている。ペナンや、ペラ、セランゴール、マラッカ4州でも100以上となっており「不健康」レベルとなっている。その他の地域は100以下となっている。

気象サービス局によると、10日以降にヘイズが改善すると予想されている。熱帯低気圧により乾燥した気候となり、北東モンスーンにより風向きが変わるためヘイズの改善が見込まれているという。

広瀬やよい

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