トヨタ、首都高で自動運転実験車の報道向け試乗会

自動車 テクノロジー 安全
レクサス GSをベースにした自動運転実験車
レクサス GSをベースにした自動運転実験車 全 25 枚 拡大写真

トヨタ自動車は10月8日、都内で安全技術説明会を開き、2020年ごろの実用化を目指している自動運転実験車を公開し、報道関係者の同乗試乗などを行った。

自動車専用道路内を自動走行できる車両であり、トヨタは「Highway Teammate」との呼称を付けた。実験車はレクサス『GS』のハイブリッド車をベースに改造している。自動車専用道路の走行区間を指示し、自動運転モードに切り替えると専用道内での合流や車線変更、車間距離維持などを車両が適切に判断して操作する。

同乗試乗は東京都江東区などの首都高速道路で行い、周囲の車両などをレーダーやレーザーレーダー、さらにカメラで検出・認識しながら制限速度内での安全走行を披露した。

説明会で製品企画本部の葛巻清吾・安全技術企画主査は「トヨタは自動運転技術で、すべての人が安全、スムーズ、自由に移動できることを目指していく」と表明。20年の実用化に向けては「クルマ側の技術だけではだめで、市民の理解、さらに地図データや通信などインフラの整備も必要になる。国も20年に向けて推進する方針なので力を合わせてやっていきたい」と語った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る