【トヨタ プリウス 新型】開発責任者、基本性能を「もっと、もっとと底上げした」

自動車 ニューモデル 新型車
新型プリウス開発責任者、製品企画本部の豊島浩二チーフエンジニア
新型プリウス開発責任者、製品企画本部の豊島浩二チーフエンジニア 全 8 枚 拡大写真

トヨタ自動車は10月13日、4代目となる新型『プリウス』の技術説明会を都内で開いた。12月に日本で発売後、2016年初頭から順次、北米など海外市場に投入する。

注目の燃費性能は、最も良いグレードで40km/リットル(JC08モード)を目標にしている。3代目モデルの32.6km/リットルより23%程度の引き上げとなる。新型車からバッテリーは従来のニッケル水素電池に加え、リチウムイオン電池も採用、最高燃費はリチウムイオンを搭載するモデルとなる。

新型車は同社の新しい開発手法であるTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づく最初の開発モデルともなる。重心を低めにしたパッケージやねじり剛性を約60%向上させたボディーにより、走りの安定性改善などにつなげたという。

4代目プリウスの開発責任者である製品企画本部の豊島浩二チーフエンジニアは「TNGAは当社のクルマ造りの構造改革であり、その第1号車となる。安心、安全、快適な走りへとクルマの基本性能をもっと、もっとと追求して底上げした。それがプリウスの役割でもある」とコメントした。

《池原照雄》

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