【東京モーターショー15】ステアリングの進化を体感できる…ジェイテクト「SODA」

自動車 テクノロジー 安全
ジェイテクトが東京モーターショーに出展するシミュレーター「SODA」
ジェイテクトが東京モーターショーに出展するシミュレーター「SODA」 全 13 枚 拡大写真

ジェイテクトは、第44回東京モーターショー2015への目玉出展物の一つとして、ジェイテクトが手掛けるステアリング技術の進化を体感できるドライヴィング シミュレーター「SODA」を企画。その事前体験会を報道関係者向けに開催した。

【画像全13枚】

ドライヴィング シミュレーター「SODA」では、ステアリング技術を「過去」「現在」「未来」3つのパートに分け、ステアリングの技術の進化を体験できるようプログラム。身長制限などいくつかの条件があるものの、免許不保持者を含む誰もがその内容を把握できる。

「過去」として体験できるのはパワーステアリングによる操舵性の向上だ。この分野は今や搭載が当たり前となったが、改めてパワーアシストがない状態での走行体験ができる。パワーアシストなしでカーブを曲がると辛いほどの重さがステアリングに伝わってくるため、ギクシャクとした操舵になりがち。しかし、パワーアシストが加わると一転して操舵がスムーズになり、楽にカーブが曲がれるようになる。いかにスムーズな運転にパワーステアリングが貢献しているかが実感できるのだ。

「現在」では、最近搭載が進み始めているレーンキーピング・アシスト(LKA)を使った際の車両挙動安定性の向上が体験できる。走行シーンでレーンから外れそうになると、それを防ごうとステアリングにテンションがかかり、それでもレーンから外れてしまうと画面上で警告メッセージが表示される。実際はステアリングに振動を加えたり、アラームなどで警告するシーンが想定される。

「未来」は完全自動運転下での、より安全で快適な走行技術(ふらつき補償による車両挙動安定性向上)の」体験だ。自動運転下ではステアリングの操作なしにレーンチェンジを含む走行が自動化されるが、シミュレーターではジェイテクトが加えるふらつき補償がどう車両の挙動に貢献するかが体験できる。最初はふらつき補償がないパターンでスタートするが、障害物を避けると揺り戻しがあるなど違和感この上ない。続いてふらつき補償が加わると、障害物をスッと避けてスムーズにレーンチェンジを行う。

シミュレーターはこの業界大手のFORUM8製。モニターは3面構成で、ドライバーを取り囲むように風景が再現される。シミュレーターの動きは6軸のモーションコントロールによるもので、クルマの挙動に合わせたリアルな動きを実現。操舵した際のズレもほとんどなく、違和感はほぼ感じない。ただ、アクセルとブレーキは特にシミュレーターの動きには関係ないようで、ステアリング操舵の体感が主となる。シミュレーターのカラーリングはジェイテクトのコーポレッドカラーを表現した。

体験会ではこれ以外に「JGOGGLE」と呼ばれるヘッドマウント ディスプレイも用意された。ジェイテクトの伊賀試験場(三重県伊賀市)のテストコースを360度ヴァーチャルコンテンツとして楽しめるもので、普段なら絶対に踏み入れられないテストコースの様子を体感できる。東京モーターショーのジェイテクトブースでは、シミュレーターと合わせて楽しめる。

ジェイテクトは、1921年創業の光洋精工と、1941年創業の豊田工機が2006年に合併して設立され、今年で10周年を迎えた。自動車部品、軸受、工作機械の3つの事業を軸にグローバルでビジネスを展開。数々の「No.1 & Only One」製品を世界中のカーメーカーに供給している。

《会田肇》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』次期型はプレミアムSUVに進化!? RAV4、クラウンとの差別化どうなる?
  2. 「早く出てほしい!」トヨタ『カローラツーリング』次期型にSNSは興味津々! 期待の5つのポイントとは
  3. テインのスズキ『エブリイワゴン』向け車高調、ローダウン2モデル・リフトアップ1モデルを一挙発売
  4. 【プジョー 308SW GTハイブリッド 新型試乗】“新顔”になってスッキリ、ワゴンながら走りの良さに感心…島崎七生人
  5. 斬新すぎるホンダの電動二輪『EV アウトライヤー・コンセプト』が世界的デザイン賞に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. トヨタ・モビリティ基金、欧州水素地域イニシアチブ始動…最大5地域を支援
ランキングをもっと見る