下水汚泥から「水素」製造へ…国交省、検討委員会を新設

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トヨタ MIRAI と水素ステーション(参考画像)
トヨタ MIRAI と水素ステーション(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、下水汚泥からの水素を製造・利用するのに向けて技術面、制度面、経済性の課題や、解決策を検討すると発表した。

下水汚泥は、下水処理場に集約され、量・質ともに安定しており、エネルギー需要地である都市部で発生する都市型バイオマスであることから、水素社会の実現に向けて、有効な再生可能エネルギー源として注目されている。

国交省では現在、福岡市で下水汚泥から水素を製造する技術を実証中で、地方公共団体でも、具体的な取組の機運が高まっている。このため、実際の下水処理場をモデルとして、下水汚泥からの水素の製造・利用について、技術面、制度面、経済性などの課題や、その解決策を検討、クリーンな水素の利用を推進するため、「水素社会における下水道資源利活用検討委員会」を新設する。

委員会は年3回程度開催する予定で、1回目を10月22日に開く。

《レスポンス編集部》

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