三菱電機、通信衛星「トルコサット4B」の打ち上げに成功

宇宙 企業動向
トルコサット-4B打ち上げ
トルコサット-4B打ち上げ 全 1 枚 拡大写真

三菱電機は、トルコの国営衛星通信会社トルコサットから2011年3月に受注した通信衛星「トルコサット4B」の打ち上げに成功したと発表した。

「トルコサット4B」は、10月17日午前5時40分(日本時間)、カザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、同日午後2時53分にロケットからの分離に成功した。今後、地表から約3万6000km上空の静止軌道まで自律移動する。

三菱電機では今後、静止軌道上での性能確認試験を終える12月以降、トルコサットへ引き渡す予定。

トルコサット4Bは、三菱電機製の標準衛星バス「DS2000」を使用した9機目の人工衛星。2014年2月に打ち上げた通信衛星「トルコサット4A」を含め、軌道上にある「DS2000」を使用した人工衛星は、現在全て順調に運用されており、2017年までにさらに7機の打ち上を予定している。

トルコサットは、「トルコサット4A」との2機体制を確立することで、トルコとその周辺諸国に対する通信・放送事業を安定的に運営していく。

《レスポンス編集部》

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