鉄鋼・非鉄金属・金属製品特許ランキング、トップは新日鉄住金…パテントリザルト

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新日鉄住金(WEBサイト)
新日鉄住金(WEBサイト) 全 2 枚 拡大写真

パテント・リザルトは、独自に分類した鉄鋼・非鉄金属・金属製品業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「鉄鋼・非鉄金属・金属製品業界 特許資産規模ランキング」をまとめた。

2014年4月1日から2015年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計。その結果、1位 新日鉄住金、2位 JFEスチール、3位 神戸製鋼所となった。

1位の新日鉄住金は、「優れた強度、靭性、伸びの溶接金属が得られる溶接方法」や「自動車用車体の剛性を向上し、車体の軽量化を可能とする前部車体構造」などが注目度の高い特許として挙げられる。

2位のJFEスチールの注目度の高い特許は、「不均一冷却に起因する表面割れを防止し、溶鋼を連続鋳造することが可能な連続鋳造用鋳型及び鋼の連続鋳造方法」や「耐酸化性、高温での形状安定性、密着性を改善し、製造性に優れたフェライト系ステンレス箔」など。

3位の神戸製鋼所は、「厚みが80μm未満のZn-Al-Cu合金箔を製造するためのZn-Al-Cu合金圧延材」や「酸化金属原料と炭材との粉状混合物をブリケットマシンにて加圧成形する方法」などが注目度の高い特許として挙げられる。

上位10社のうち、前年より順位を上げた企業は、三菱マテリアルのほか、リンナイ、日新製鋼。三菱マテリアルは「耐欠損性および仕上げ面精度に優れた切削インサート」、リンナイは「太陽光発電による電力を使用して作動させる貯湯式給湯装置」、日新製鋼は「表面付着物を除去しやすいステンレス鋼板」などが注目度の高い特許として挙げられる。

《纐纈敏也@DAYS》

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