UMWトヨタ、5車種6万台リコールへ…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
トヨタ カムリ(マレーシア仕様)
トヨタ カムリ(マレーシア仕様) 全 1 枚 拡大写真

UMWトヨタ・モーターは29日、パワーウインドウ・スイッチに不具合があるとして、6万6830台のリコールを行うと発表した。

UMWが発表した声明によると、運転席ドア部のパワーウインドウ・スイッチにおいて、スイッチ潤滑用グリースの塗布方法が不適切なため、グリース量が不足しているものがある。そのため、端子摺動部から出る磨耗粉と水分などの侵入により短絡回路が形成され、端子が発熱して当該スイッチおよび周辺の樹脂部品が焼損し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるという。

対象となるのは、トヨタ『ヴィオス』『カローラ アルティス』『カムリ』『ヤリス(日本名:ヴィッツ)』『RAV4』で2005年から2010年に製造されたもの。

UMWトヨタ・モーターは対象のモデルを購入した顧客全員に連絡を入れ、点検を行う。異常の見られるものは、対策品と無償で交換し、正常なものについては、耐熱性グリースを塗布する。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  6. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
  7. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  8. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  9. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  10. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る