いすゞ片山社長「経営の安定度は改善できてきている」…中間期経常益更新で

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いすゞ自動車 片山正則 社長
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いすゞ自動車が11月6日に発表した2016年3月期第2四半期連結決算は、海外でピックアップトラックの販売が好調に推移したことに原価低減効果も加わり、売上高、経常利益とも過去最高を更新した。

いすゞの片山正則社長は同日、都内にある本社で開いた決算会見で「成長戦略費用が約180億円と費用が非常に増えたことや、重要市場であるタイ、インドネシアがかなり厳しかった」としながらも、「国内が想定以上だったことや、原価低減活動も比較的順調に進んだことで、増収増益、計画値に対しても上回る結果になった」と説明。

その上で「市場環境の変化をある程度カバーできるようになったことや合理化活動も安定してきている、かなり経営の安定度としては少しずつではあるが、改善できてきているととらえている」と総括した。

上半期実績を踏まえて通期見通しを上方修正した。売上高は前期比4.3%増の1兆9600億円、営業利益は同6.9%増の1830億円を見込む。従来予想に対してはそれぞれ100億円、80億円の増額となる。

《小松哲也》

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