ルノー・日産アライアンスは、両社から選ばれた従業員200名が、パリで開催される「第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)」の会期中に、送迎サービス用に提供するEVのドライバーおよびEVアンバサダーとして活動すると発表した。
200名の従業員は、ドライバーおよびEVアンバサダーとなるための1日半のトレーニングプログラムを完了。11月29日から12月11日まで開催される同会議に参加する国連のVIP関係者、各国代表者、マスコミを送迎するドライバーとして活動する。
アライアンスは同会議の送迎サービス用に、世界最大の台数となる200台のEVを提供。ルノーのサブコンパクトカー『ゾエ』、日産『リーフ』、商用バンの『e-NV200』が提供され、2週間の会期中に、40万km以上の距離を、ガソリンを一滴も使わずに走行する予定だ。
各国代表者や参加者は、送迎サービス用のEVを特別に開発されたオンライン予約専用アプリから手配可能。アライアンスから提供されるEVは、参加者の滞在ホテルと会場間を往復する。同会議には、195か国から2万人以上の国連関係者が出席する予定だ。