知人にひき逃げの身代わり出頭を依頼…無免許発覚おそれ

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今月上旬に三重県四日市市内の県道で当て逃げ事故を起こし、知人を身代わりに出頭させたとして、三重県警は10日、同市内に在住する43歳の男をひき逃げや犯人隠避教唆などの容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めている。

三重県警・四日市北署によると、逮捕された43歳の男は2015年11月2日の午後9時20分ごろ、四日市市大字羽津戊付近の県道(片側2車線、信号機あり)で乗用車を無免許で運転。対向してきた軽乗用車と衝突する事故を起こし、運転していた23歳の女性を負傷させながら、そのまま逃走した疑いがもたれている。

男は業務を通じて知り合った48歳の男性を伴って現場に戻り、この男性が署員に対して「私が事故を起こした」と申告したが、後の聴取で事故の状況に食い違いがあることが判明。男性を追及したところ、男に身代わりを依頼させたことを供述。男が無免許だったこともわかり、警察では無免許運転を隠蔽する目的で身代わり出頭させたと判断。10日までに自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許運転過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)、犯人隠避教唆容疑で逮捕した。

聴取に対して男は「依頼したことは間違いない」などと供述。容疑への関与を大筋で認めている。警察では身代わり出頭した男性についても犯人隠避容疑で調べを進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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