ISSの油井宇宙飛行士、「きぼう」日本実験棟で実験関連作業を実施

宇宙 テクノロジー
船外実験プラットフォーム上のハンドレールに取り付けられた簡易曝露実験装置(ExHAM)
船外実験プラットフォーム上のハンドレールに取り付けられた簡易曝露実験装置(ExHAM) 全 2 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、油井亀美也宇宙飛行士の活動を公表した。

油井宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟での実験関連作業として、「きぼう」のエアロック外側ハッチを開けてスライドテーブルを船外に伸展させた。

その後、地上の運用管制チームによって、スライドテーブルから簡易曝露実験装置(ExHAM)2号機を、「きぼう」ロボットアームで取り外し、船外実験プラットフォーム上のハンドレール(手摺)に取り付けた。

また、油井宇宙飛行士は、クエスト(エアロック)で「NORS」と呼ばれる窒素と酸素を補充するシステムをエアロック内に設置するインタフェースキットの設置作業を行った。

スコット・ケリー宇宙飛行士が、NORSインタフェースキットを設置するため、クローズアウトパネル(壁板)とフレキシブル配管を外し、油井宇宙飛行士は、スコット・ケリー宇宙飛行士とともにNORSの主と副の電源ケーブルを設置した。

NORSは、スペースシャトル引退後、クエスト(エアロック)外壁に設置してある高圧の窒素と酸素タンクを充填する機能がある。

《レスポンス編集部》

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