マセラティ、ギブリ ディーゼル を3月、レヴァンテ は来秋に日本投入

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マセラティ ギブリ
マセラティ ギブリ 全 7 枚 拡大写真

マセラティ ジャパンの牧野一夫社長は11月17日、都内で会見し『ギブリ』にディーゼルエンジンを搭載したモデルを2016年3月に、初のSUVモデルとなる『レヴァンテ』を同年秋に日本市場に投入する計画を明らかにした。

牧野社長はギブリ ディーゼルに関して「非常にトルクも太いということでマセラティのドライビングプレジャーを高めてくれるエンジンユニットになる。2016年3月の導入を予定している」としながらも、「我々としてはやはりユニークなモデルとして自信をもって市場投入をしていきたいと考えている。ただ一方で、お客様の心理状態には配慮して慎重に導入を進めていきたい」との方針を示した。

その背景として牧野社長は「フォルクスワーゲンの排ガス不正問題が発覚したのが9月で、10月の販売台数をみると震源地だったアメリカはそれでも数%のプラスだった。ところが日本はいきなり半分近くまで落ち込んでしまった。これが非常に特徴的」と指摘。

その上で「これはディーゼルそのものというよりは日本のお客様の心理状態。日本では(排ガス不正に)該当する車種が導入されていないという発表があったにも関わらず、販売が落ち込んでしまうのは、日本のお客様はそういうことに対する反応が非常に敏感だなとひしひしと感じている。顧客心理をみながらディーゼルモデルについては市場投入を慎重にしていきたい」と説明した。

一方、レヴァンテについては「レヴァンテの特徴はメイドインイタリーのラグジュアリーSUVであること、高いデザイン性、唯一無二の存在感、あらゆるシーンに対応する多様性ということで、マセラティという乗用車ベースなので格好は実用性を目指したSUVだが、オフロード性能も高くなっている」と紹介。

導入時期に関しては「2016年2月末からの生産開始が決定している。日本市場投入は来年秋を予定している。販売としての貢献は2017年になる」と述べた。

《小松哲也》

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